

地球温暖化による洪水確率高まり
地球温暖化による洪水確率高まり
今日の毎日新聞に考えさせられる記事が出ていました。
『地球温暖化が進むと、今世紀末には日本を含むアジアの大部分やアフリカ中部、南米で洪水発生の確率が高まり、河川氾濫の危険にさらされる世界の人口がこれまでの推定の25倍、最大約1億人に上るとの推計を、東京大などの研究チームが発表した。「温室効果ガス削減と同時に、洪水被害の軽減策が重要だ」と指摘している。』
東日本大震災以降、脱原発の流れもあり、メディアで耳にすることが少なくなっていた「温室効果ガス削減」の問題。
日本の温室効果ガス排出量については、2011年度まで確定値が発表されており、2011年度の温室効果ガスの総排出量は130800万トンだそうで、京都議定書の規定による基準年(CO2、CH4、N2Oは1990年度、HFCs、PFCs、SF6は1995年)の総排出量と比べると、総排出量としては3.7%増加しているそうです。
2010年度の総排出量と比較しても、発電に伴う二酸化炭素排出量が増加したことなどにより、総排出量としては4%(5030万トン)も増加しているそうです。
それでは、家庭でも簡単に出来る温暖化対策には何があるのでしょうか?
今一番できることの一つとして、エアコンの使用頻度を抑えることがあげられます。
毎年この時期になるとクール・ビズ(COOL BIZ)がさけばれており、それにともない冷房の設定温度を28度にしましょうといわれております。
しかし、地球温暖化対策にもなり、電気代も節約できることを考えるのであれば、エアコンを使用しない方が、地球温暖化対策には一番いいはずです。
エアコンを使用せず、網戸を利用することで地球温暖化対策により効果的であり、電気代も節約できるのではないでしょうか。
さらに網戸を利用すると、自然の風が部屋の中に入ってくることになります。
エアコンから出てくる人工の風と、外から入ってくる自然の風。
どちらが人間の体にとってよいかは明確です。
今年の夏は、地球温暖化の対策として網戸を活用してはいかがでしょうか。